【プレミアリーグ】アーセナル3-2リヴァプール(日本時間10月10日/エミレーツ・スタジアム)
日本代表DFの冨安健洋が、圧巻のディフェンスで昨季のプレミアリーグ得点王を封殺。解説も「ビビらずに間合いを詰めたことが良かった」と絶賛するパーフェクトなディフェンスに、スタジアムが一時騒然となる一幕があった。
プレミアリーグで首位に立つアーセナルが、ホームにリヴァプールを迎えた一戦。9試合目にして今季初の先発出場となった冨安は、主戦場としている右サイドバックではなく左サイドバックで起用された。
昨季のプレミアリーグ得点王であるエジプト代表FWサラーを抑える大事な役割を任せられた冨安。迎えた14分には早速、最初のマッチアップが訪れた。得意のドリブルを仕掛けようとするサラーに対して、冨安は程よい距離を保ちながら、サラーが仕掛けた瞬間に一気に間合いを詰め、うまく体を入れていとも簡単にボールを奪い取った。
このプレーにスタジアムからは歓声が沸き上がる。さらにABEMA解説の林陵平氏も「間合いがいいですよね。サラーが持った時に離れすぎず、ドリブル突破される前に体を寄せた。サラーが持つと、どうしてもアプローチの距離が遠くなってしまう。しっかりビビらずに間合いを詰めたことが良かった」と冨安のプレーを絶賛した。
この冨安のプレーに視聴者も大盛り上がり。「スーパートミー」「冨安チートやん」「冨安強すぎわろた」といった冨安を称えるコメントや、冨安のプレス強度の強さを称える「冨圧」といった造語、さらには「サラーは悪くない、冨安健洋がすごいんだ」といった意見も出てくるなど、大盛り上がりとなった。
その後もマッチアップを優位に進めた冨安は、69分にサラーをベンチへと追いやる。さらにチームも2度追いつかれる展開をしっかりと勝ち切り、プレミアリーグ首位をキープしている。
(ABEMA/プレミアリーグ)