【プレミアリーグ】リーズ0-1アーセナル(日本時間10月16日/エランド・ロード)
絶体絶命のピンチを救ったのは、カタールワールドカップでの活躍が期待される日本代表DF冨安健洋だった。クロスボールに対応しつつ、裏を狙うディフェンダーの動きをチェック。最後の最後に体を張って失点を防いだ場面に、視聴者が大興奮する一幕があった。
リーグ戦2試合連続のスタメン起用となった冨安は、前節と同様に左サイドバックでプレー。攻守に渡って安定感あるパフォーマンスを披露した。
すると1点リードで迎えた後半開始早々、絶体絶命のピンチを防ぐスーパープレーを見せる。リーズは左サイドのスペイン人MFマルク・ロカが、ゴール前のイングランド人MFハリソンに向かって高精度のクロスボールを蹴り込む。マークについていた冨安は、ボールの軌道を視線に捉えつつ、裏を狙うマルク・ロカの動きに対応。相手が合わせる位置に、先に体を入れてボールを弾き出したのだ。
こぼれ球を拾ったイングランド代表FWバンフォードがゴールに蹴り込んだが、このプレーはバンフォードのファウルによって無効となりアーセナルは事なきを得た。
1点もののプレーを防いだ冨安の対応について、解説を務めた林陵平氏は「今のプレー、冨安がクロスに対してよく防ぎましたよね」と絶賛。ABEMAの視聴者も「冨安完璧」「トミーナイス」「普通にすごいな今のよく触ったな」といったコメントが並ぶなど、冨安のプレーに歓喜した。
その後もアーセナルはリーズに押し込まれる場面が目立つも1点のリードを守り切って勝利。プレミアリーグ首位をキープした。先発出場の冨安もフル出場でチームの勝利に貢献している。
(ABEMA/プレミアリーグ)