バルセロナがリーグトップの順位ででレアル・マドリードとの伝統の一戦「エル・クラシコ」に臨むことになった。首位攻防戦となる世界的な一戦に注目が集まる。

■バルサが7連勝

 ラ・リーガ第8節バルセロナ対セルタが現地時間10月9日に行われた。ホームのバルサが1−0の勝利を収めた。

 試合は前半17分に動く。浮き球のパスに反応したガビが左サイドを抜け出すと、中央へグラウンダーのクロスを供給。セルタDFウナイ・ヌニェスがスライディングでカットするも、こぼれ球をペドリが押し込んでゴールネットを揺らした。

 このゴールが決勝点となりバルサが1−0の勝利を収めた。開幕戦ではラージョ・バジェカーノとスコアレスドローに終わり不安を抱えていたが、それ以降は勝ち星を積み重ね7連勝。同勝ち点のレアルを得失点差で上回り、首位でクラシコに臨むことになった。

■最高の形でクラシコへ

 次節のクラシコは世界的にも大注目の一戦だ。加えて、首位攻防戦とだけあって近年稀に見る白熱した展開となることが予想される。

 バルセロナとしては少し不安な部分もある。10月13日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でインテルと対戦。バルサは現在グループ3位で敗退の危機に直面しており、この試合にも相当な力を入れて挑まなければいけないのだ。過密日程かつ、厳しい戦いが続くが、果たしてバルセロナが首位をキープすることができるだろうか。