アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、驚異的なスタッツを残していたようだ。

【写真】リバプール戦で隠れた驚異的なスタッツを残した冨安健洋

9日、プレミアリーグ第10節でアーセナルはホームにリバプールを迎えた大一番。首位を守るためにはここまで調子が上がらないリバプールを倒す必要があるアーセナルは2年間勝利していない相手との試合となった。

この大一番にミケル・アルテタ監督は左サイドバックに冨安を起用。本職のスコットランド代表DFキーラン・ティアニーをベンチに置きながらの大胆采配には、試合前に多くの批判的な意見が寄せられた。

しかし、エジプト代表FWモハメド・サラーとの対峙となった冨安は、サラーにはほとんど仕事をさせず、左サイドに鍵を掛けた。また、ビルドアップ時には中に入ってのプレーや左右の足を使ってのプレス回避など、本職ではない左サイドでも高いパフォーマンスを示し、勝利に貢献していた。

アルテタ監督も自信を持って冨安を起用したようだが、期待に応えた冨安はリバプール戦で驚異的なスタッツを残していたことをクラブが発表した。

クラブがSNSに投稿した冨安のスタッツは4つ。7度の地上でのデュエル勝利、4度の空中戦の勝利、7度のリカバリー、そして2度のタックル成功と、チームで全て最多の数を記録した。

アーセナルは「冨安に拍手を、グーナーたち」と投稿。ゴールやアシストではないものの、リバプール戦勝利の立役者への称賛を求めた。

これにはファンも冨安を称賛。リーグ屈指のスコアラーであるサラーを封じたことについては「サラーはポケットの中にいるね」、「守備で見たら彼はリーグで最高のサイドバックだ」、「サラーのフィギアがポケットに見えるな」、「エジプトの王をミイラ化させた」、「サムライだ」とコメント。「冨安の帰宅後のポケットには、財布、携帯、鍵、そしてサラーが入っているね」という饒舌なジョークが飛び交うほど立った。

また、「トミ、サリバ、ホワイト、ティアニーかジンチェンコをバックラインにしよう」、「エリートなプレーヤーだ」、「サリバの隣でプレーを」、「僕たちのスカウティングチームはボーナスをもらうべきだ」と称賛の声。2年ぶりにリバプールに勝利したこともあり、再びファンからの評価を挙げたようだ。

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