昨年11月にリトアニアのスードゥバを退団して以降、選手としては無所属の本田圭佑がドイツ代表の“穴”を指摘した。

 本田は10月9日、自身が運営に携わる音声アプリ『NowVoice』で、サッカーライターの木崎伸也氏とトークを交えながら、日本代表がカタール・ワールドカップで対戦するドイツ代表とスペイン代表の試合(前半20分頃まで)をチェックするという企画を実施。グループステージ初戦で当たるドイツがイングランドと対戦した9月の試合を見て、動きが気になった選手がいたようだ。

「右のセンターバック上手いね」 

 そう評したのが、ドルトムントに所属する195センチ・99キロの巨漢CB、ニクラス・ジューレだった。ただ、足下の技術を評価した一方で、巨体ゆえの動きの遅さを指摘。「このジューレが出てくるんだったら、日本はカウンター狙いのほうがいいと思うな」と主張した。
 
 10分に味方のCKから一気に逆襲を受けたシーンでは、戻りの遅さにも着目。「動きが明らかにおかしいもん。カウンターやわ。日本、カウンターを徹底しろ」と提言した。

 その後も「ちょっと動き鈍いね」「穴やと思ってる。守備の穴」と27歳のDFをバッサリ。「俺らの攻撃の時はジューレ、チャンスになると思う。攻撃はジューレ狙い、完全に」と話し、森保ジャパンはここを狙うべきだと持論を述べた。

 日本には古橋亨梧、前田大然、現在故障中の浅野拓磨ら、スピード系のアタッカーが多彩だが、果たして森保一監督は、ドイツ戦で誰を前線に起用するのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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