ヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦で1アシストを決めたレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、スペイン現地でも高い評価を得ているようだ。
勝ち点1以上を奪えばグループステージ突破が決まる状況のなか、レアル・ソシエダはグループE第4節でシェリフ(モルドバ)と対戦。ホームのソシエダは前半に先制すると、62分には先制弾のアレクサンダー・セルロートを下げて久保をピッチへ。すると1点を追加した81分、左サイドからのクロスを久保が頭で折り返すと、最後はロベルト・ナバーロが3点目を奪った。久保のアシストもあり、ソシエダは3-0で快勝して決勝トーナメント進出を決めた。
この一戦について各選手の評価を下したスペインの地方紙『noticias de Gipuzkoa』は、途中出場から結果を残した久保について、「彼が目立たないのは想像できない。ピッチに出ると、そのままCKを蹴りに行った。右サイドのナイフだ。ヘディングでナバーロのゴールをアシストしてみせた」と高評価。これで公式戦6連勝となったソシエダを支える存在として、評価を確立しているようだ。