プレミアリーグ第11節が16日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは敵地でリーズと対戦した。
前節、リヴァプールに勝利したアーセナルは、そのリヴァプール戦と同じ11人を先発で起用。冨安は左サイドバックの位置でフル出場した。
試合は開始直後に機材トラブルがあり、約40分ほど中断した後、1分11秒が経過したところから再開。再開後はホームのリーズがやや押し気味に試合を進めていたが、35分にリーズのパスミスからアーセナルが決定機を迎える。マルティン・ウーデゴーアとのパス交換からボックス右に侵入したブカヨ・サカが角度のないところから右足でゴールネットを揺らし、アウェイのアーセナルが先手を奪った。
迎えた後半、1点を追うリーズはロドリゴ・モレノ・マチャドに替えてパトリック・バンフォードを投入。すると、後半はリーズが主導権を握って攻勢に出る展開が続いていく。開始直後にはバンフォードがゴールネットを揺らすがハンドの判定でノーゴールに。さらに60分には、ボックス内でボールを処理しようとしたウィリアン・サリバの手にボールが当たったとして、リーズがPKを獲得した。しかし、バンフォードのシュートはゴール右外れ、アーセナルはことなきを得る。
その後もブレンデン・アーロンソンやルイス・シニステラらが積極的な仕掛けを見せてアーセナルを圧倒。苦しい時間の続くアーセナルは、逃げ切りを図るべく選手を入れ替えていき、システムを「5-4-1」に変更し、冨安も左サイドバックから右サイドバックへとポジションを替えて対応。相手攻撃陣の決定力不足にも助けられたアーセナルが、サカの公式戦3戦連発弾により1-0で勝利した。
【スコア】
リーズ 0-1 アーセナル
【得点者】
0-1 35分 ブカヨ・サカ(アーセナル)