ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は14日、プレミアリーグ第11節・ブレントフォード戦で右足首を負傷。FIFAワールドカップ・カタール大会日本代表メンバー外の可能性が伝えられる中、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が同選手の状態に言及した。17日、イギリス・ブライトンアンドホーヴの地元メディア『サセックスワールド』が報じている。

 三笘薫はブレントフォード戦で後半キックオフから出場したものの、わずか数分後に相手選手とのコンタクトプレーで右足首を強打。右足を引きずる様子素振りを見せながらも、クロスからチャンスを演出やドリブル突破でアピールし、試合終了までプレー。しかし試合後には松葉づえ姿でピッチに後にしており、日本のサッカーファンからは同選手の負傷状況を心配する声が上がっていた。

 また英メディア『サセックスライブ』はブレントフォード戦翌日に「火曜日のノッティンガム・フォレスト戦や来週末のマンチェスター・シティ戦に間に合うか不明」と報道。プレミアリーグ2試合の欠場濃厚と見解を示していた。

 デ・ゼルビ監督は18日に第12節・ノッティンガム・フォレスト戦を控える中、記者会見に出席。三笘薫のコンディションについて聞かれると「彼は足首を負傷したことにより、この試合(ノッティンガム・フォレスト戦)の欠場は確実だろう。週末のマンチェスター・シティ戦も欠場するかもしれない」と言及。

 『サセックスワールド』は指揮官の発言をうけて「三笘薫は今シーズン、インパクトのあるスーパーサブとして起用された。試合の終盤にはチーム内で最も危険な選手に見えることもしばしばあった。彼はレギュラー定着を強く求めていただけに、今回の負傷はクラブにとっても選手にとっても痛手だ」と綴っている。

 なおカタールW杯の日本代表メンバー26名は11月1日に正式決定する。森保一監督が三笘薫の個人能力に期待を寄せているだけに、同選手の状態が気になるところだ。