【プレミアリーグ】リーズ0-1アーセナル(日本時間10月16日/エランド・ロード)

 ノルウェー代表MFウーデゴールのスルーパスに、イングランド代表サカのニア上に突き刺す強烈なシュート。アーセナルの2人によるエレガントさと力強さが融合した一撃に、視聴者たちが「バケモンや」「GKノーチャンス」と興奮する一幕があった。

【映像】エレガントさと力強さが融合した驚異の一撃

 注目の場面は35分に訪れた。リーズのスペイン代表FWロドリゴのサイドチェンジが、精度を欠いてサカの下へ。ヘディングでボールをコントロールし、ウーデゴールに預けると、自身はそのままボックス内へと侵入した。

 ボールを受けたウーデゴールは、サカのスピードを殺さない絶妙な速度で完璧なコースにスルーパスを送り込む。ボックス右でボールを受けたサカはさらに縦へと侵入。ゴールラインギリギリの角度のない位置から右足を振り抜くと、ボールはニアサイド上段を打ち抜き、逆のサイドネットに収まった。

 解説の林陵平氏は「あそこから決めるのがサカですよ。ウーデゴールのパスでサカが引き出された感じ」と出し手の判断が素晴らしかったと説明。さらに「サカが右足で決められるようになったら怖いものなしですね。カットインも怖いですし、縦に行かれるのも怖くなる。守備者からしたら読めない選手」と逆足で豪快なシュートを叩き込んだサカの成長を称えた。

 視聴者もこのゴラッソに反応。「やべーパスとやべーシュート」、「ニア上えええええええ」、「これはキーパー無理やな」など、驚きのコメントが溢れた。

 試合はこのゴールが決勝点となり、アーセナルが1-0でリーズに勝利。今季9勝目を挙げて首位を維持している。
(ABEMA/プレミアリーグ)