【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ1-2ブレントフォード(日本時間11月12日/エティハド・スタジアム)

プレミアリーグらしい肉弾戦がマンチェスター・シティ対ブレントフォードの一戦でも繰り広げられた。ボックス内の激しい攻防戦で一人、また一人と倒れていく。それでも笛は吹かれずスタンドはブーイングの嵐となった。

【映像】怪物ハーランド、セカンドボールの奪い合いの末

その壮絶なボールの奪い合いは27分に起こった。マンチェスター・シティが深い位置でのFKを獲得し、キッカーのベルギー代表MFデ・ブライネがふわりとしたクロスをエリア内に供給した。

その際にスペイン代表MFロドリの頭にクロスは届いたがシュートは打てず。それと同時進行でノルウェー代表FWハーランドがエリア内で接触プレーで倒れたが、ファウルの笛は吹かれなかった。

その後も奪い合いは続き、最終的にボールは再びデ・ブライネのもとへ。そしてペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けたところ、イングランド人DFヘンリーのタックルを食らい、ピッチに倒れると同時にボールはラインを割った。それでも笛が拭かれることなく、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入後もPKの判定とはならなかった。

この壮絶なボールの奪い合いに対しABEMA視聴者は「合わせ技一本にはならんか」「劇団シティ」「カオスすぎる」「さすがプレミア」というプレミアリーグの魅力を堪能した一方で、「ノーファウルでしょ」「審判が正しい」審判を支持する声も。

ABEMAの実況の小林惇希氏は「ファウルはないというジャッジです。シティとしてはいくつか注文をつけたいシーンが出た場面でした」と激しい球際勝負がありながらも攻め続けたマンチェスター・シティについて語った。

この一連のプレーはプレミアリーグの魅力が詰まったシーンとなったが、1点を先制されていた状況や最終的なスコアを踏まえると、マンチェスター・シティからすると何としてもファウルを取って欲しかった場面になった。

(ABEMA/プレミアリーグ)