DFBポカール2回戦が19日に各地で開催された。
MF遠藤航とDF伊藤洋輝がともに先発入りしたシュトゥットガルトは、ビーレフェルト(2部)を相手に前半からゴールラッシュを見せる。先制点を決めた直後の24分、CKに合わせた遠藤がヘディングシュートを決めて追加点を奪った。これで遠藤は、週末のリーグ戦に続く公式戦2試合連続ゴールとなった。その後にシュトゥットガルトは2点を追加すると、ビーレフェルトは後半開始からMF奥川雅也を投入。それでも試合は、シュトゥットガルトがさらに2点を加えて6-0で勝利し、大勝で3回戦進出を決めた。
堂安律が先発したフライブルクは、2部のザンクト・パウリに前半のうちに先制を許し、試合はそのまま終盤へ差し掛かる。しかし90+2分、マティアス・ギンターのヘディング弾が決まり延長戦へ持ち込むことに成功すると、119分にCKからミヒャエル・グレゴリッツの決勝ゴールが決まり、劇的な形で勝ち進みを決めた。なお、堂安はフル出場を果たしている。
バイエルンは敵地でアウクスブルクと対戦。開始9分に先制ゴールを奪われたものの、エリック・チュポ・モティングのゴールで前半のうちに追いつくと、後半にはヨシュア・キミッヒが逆転ゴールを決める。さらにチュポ・モティングが追加点を決めると、1点を返された後にはジャマル・ムシアラ、アルフォンソ・デイヴィスがアウクスブルクを突き放す追加点を決め、バイエルンが5-2で勝利した。
ドルトムントは、室屋成がフル出場を果たしたハノーファー(2部)と対戦。11分、ユスファ・ムココの折り返しがDFに当たってゴールに吸い込まれ幸先良く先制すると、71分にはジュード・ベリンガムが自ら獲得したPKを決めてリードを2点に広げる。終盤にはカリム・アデイェミが一発退場になったものの、そのまま2-0で勝利し3回戦へ進出した。
その他の試合では、MF原口元気が71分から途中出場したウニオン・ベルリンが2部のハイデン・ハイムに2-0で勝利。MF田中碧がフル出場、MFアペルカンプ真大が終盤からピッチに立ったデュッセルドルフ(2部)は、ヤーン・レーゲンスブルクに3得点で快勝した。
以下がDFBポカール2回戦の試合結果。
■DFBポカール2回戦の結果
▼10月18日開催
リューベック(4部) 0-3 マインツ
シュトゥットガルト・キッカーズ(4部) 0-2 フランクフルト
マンハイム(3部) 0-1 ニュルンベルク(2部)
ライプツィヒ 4-0 ハンブルク(2部)
エルフェアスベルク(3部) 0-1 ボーフム
ブラウンシュバイク(2部) 1-2 ヴォルフスブルク
ホッフェンハイム 5-1 シャルケ
ダルムシュタット(2部) 2-1 ボルシアMG
▼10月19日開催
ハノーファー(2部) 0-2 ドルトムント
フライブルク 2-1 ザンクト・パウリ(2部)
ザントハウゼン(2部) 2-2(PK戦:8-7) カールスルーエ(2部)
パーダーボルン(2部) 2-2(PK戦:5-4) ブレーメン
アウクスブルク 2-5 バイエルン
シュトゥットガルト 6-0 ビーレフェルト(2部)
ウニオン・ベルリン 2-0 ハイデンハイム(2部)
ヤーン・レーゲンスブルク(2部) 0-3 デュッセルドルフ(2部)