10月21日、サッカー日本代表の特別ウェアが先行販売された。NIGO氏をデザイナーとして迎えて開発されたという。
カタールワールドカップを前に、新たなウェアがラインナップに加わった。アディダスの公式インスタグラムは、ウェアの着用動画とともに、以下のテキストを添えている。
「NIGO(@nigo)をデザイナーに迎えて実現した #サッカー日本代表 スペシャルコレクション 日本を象徴する文化である桜や和菓子にインスパイアされた、ピンクとグリーンのカラーリングが印象的 普段着使いもできる貴重なアイテムの数々を今すぐチェックしよう。」
“サムライブルー”の愛称にもあるように、サッカー日本代表というと青のイメージが強いが、今回は桜をイメージしたピンク色が目立つものとなっている。今回発表されたウェアは、「ジャージー」「ショーツ」「トラックジャケット」など。従来のユニフォームに形が近い「ジャージー」は、肩や首回りなどが緑でデザインされている。
アディダスの公式HPでNIGO氏は、「約300年もの間、親しまれている桜餅は、職人たちの匠の技が集結された日本を代表する和菓子です。このコレクションは、そんな歴史ある和の伝統文化をインスピレーションに、あえてシンプルにデザインさせていただきました」とコメントしている。
■随所に見せたこだわり
色だけでなく、随所にこだわりを見せている。ジャージーの背中上部には、「NIGO氏のアイコンとも言えるハート形の花びらが印象的な桜のモチーフをあしら」(アディダス公式HP)われている。また、「襟の内側には「OGIN」シグニチャーを刻印」(前同)しているのだ。
11月と目前に迫ったW杯本大会で、ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表という強豪国と同じグループになった日本代表。アディダスが提供した新しいユニフォームには「日本を歓喜で染めろ」というメッセージが込められているが、日本特有のカラーリングを用いた新デザインのウェアとともに、勝利で歓喜を導く。