松井大輔の公式YouTubeチャンネルで森保ジャパンについて議論
J3のY.S.C.C.横浜(YS横浜)に所属する元日本代表MF松井大輔が、公式YouTubeチャンネルを更新。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で共闘した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏とのコラボ企画で、森保一監督の続投が決まった日本代表のコーチ陣について議論している。
森保ジャパンは、昨年カタールで開催されたW杯でアジア勢初となる2大会連続でのベスト16を達成。グループリーグでW杯優勝経験国のドイツ代表とスペイン代表を破る戦いぶりは世界から称賛された一方で、悲願のW杯ベスト8には一歩手が届かなかった。
森保監督の続投が決まり、2026年にカナダ・メキシコ・アメリカの3か国で共同開催されるW杯に向けて再始動するなかで、松井と闘莉王氏が公式YouTubeチャンネルで日本代表のコーチ陣をテーマに議論をかわした。
日本サッカー協会(JFA)は1月17日、日本代表のコーチとして元日本代表MF名波浩氏、同FW前田遼一氏と契約することに合意したと発表。昨季限りで現役を引退し、横浜FCのコーチに就任した同MF中村俊輔氏も日本代表コーチを兼任する形で話が進んでいると報じられている。
闘莉王氏は、同じ1981年生まれの前田氏のコーチ就任について「前田遼一はまだ早ぇよ。コミュニケーションできないんだから」と“愛のムチ”を振るうと、これには松井も「正解」と苦笑い。名波氏に関して闘将は「アイデアがある。すごくいいこと、プラスになる」と歓迎し、松井も「僕も(ジュビロ磐田時代に監督と選手として)一緒にやったことがありますけど、名波さんは親分肌。いろんな選手の話を聞いてくれるし、すごくメリットというか、感覚を共有してくれると思う」と見解を述べた。
また、闘莉王氏は「戦術は監督が方向性を決めないといけない。個々の能力が上がっていくのは間違いないけど、最後は監督が指揮しなきゃいけない」と森保監督の手腕次第だと指摘。動画内では、両者が「2026年のW杯で期待の選手」も挙げる興味深い内容となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)