ジュピラー・プロ・リーグ第14節が21日に行われ、サークル・ブルッヘとシャルルロワが対戦した。
現在ジュピラー・プロ・リーグで2連勝と好調をキープしているサークル・ブルッヘが、シャルルロワをホームに迎える一戦。シャルルロワは10月2日に行われた第10節アンデルレヒト戦を1-0で制して以降、現在3試合連続で白星から遠ざかっており、敵地で4試合ぶりの勝利を狙う。サークル・ブルッヘの上田綺世は3試合連続、シャルルロワの森岡亮太は2試合連続のスタメン出場を飾り、“日本人対決”が実現した。
試合は好調のホームチームが多くのチャンスを作り出す。31分にはペナルティエリア左でパスを引き出した上田が角度のないところから狙うも、シュートはGKの正面へ。それでも続く32分、右コーナーキックをショートコーナーで繋いだ流れからファーサイドへクロスボールが送られると、折り返しに反応したのは上田。上手く体を使って相手DFと入れ替わり、右足でゴールネットを揺らした。
対するシャルルロワは41分、ペナルティエリア内からのシュートが相手DFのハンドを誘発してPKを獲得したものの、アデム・ゾルガンの右下を狙ったシュートはサークル・ブルッヘのGKラドスワフ・マイェツキに阻まれた。試合はサークル・ブルッヘの1点リードでハーフタイムに突入する。
後半に入って最初のゴールを決めたのはサークル・ブルッヘ。57分、左サイド高い位置で獲得したスローインがボックス内まで流れると、ケヴィン・デンケイがヒールでマイナスに送る。このボールに反応した上田がダイレクトでファーサイドに沈め、サークル・ブルッヘが貴重な追加点を記録した。上田にとっては今季のジュピラー・プロ・リーグ5得点目となっている。
2点ビハインドとなったシャルルロワは66分にPKで1点を返したものの、好調のサークル・ブルッヘは攻撃の手を緩めず、この後2点を追加。試合はこのままタイムアップを迎え、サークル・ブルッヘが3連勝を飾った。一方、シャルルロワは2試合ぶりの黒星を喫し、4戦勝ちなしとなっている。なお、上田は69分、森岡は76分までプレーした。
次節、サークル・ブルッヘは29日に渡辺剛と田中聡が所属しているコルトレイクと対戦する。一方、シャルルロワはアントワープと対戦予定だ。アントワープ所属の三好康児は負傷のため同試合の欠場が決まっている。
【スコア】
サークル・ブルッヘ 4-1 シャルルロワ
【得点者】
1-0 32分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
2-0 57分 上田綺世(サークル・ブルッヘ)
2-1 67分 ダーン・ヘイマンス(PK/シャルルロワ)
3-1 73分 ヤン・グボオ(サークル・ブルッヘ)
4-1 90分 エミリオ・ケーラー(サークル・ブルッヘ)
【ゴール動画】上田の“らしさ”溢れる先制弾
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🇯🇵上田綺世が先制ゴール🔥
\コントロールから
シュートまでが速すぎる😳⚡🏆2022-23ベルギーリーグ第14節
🆚セルクル・ブルッヘ×シャルルロワ
📺 #DAZN 見逃し配信中 pic.twitter.com/z2hzYzOJam— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 21, 2022