ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、今月14日のプレミアリーグ第11節・ブレントフォード戦で右足首を負傷。FIFAワールドカップ・カタール大会開幕前の復帰が予想される中、イギリス・ブライトンアンドホーヴの地元メディア『サセックスワールド』が同選手の現状を伝えた。

 三笘薫はブレントフォード戦で後半キックオフから出場したものの、わずか数分後に相手選手とのコンタクトプレーで右足首を強打。右足を引きずる様子素振りを見せながらも、クロスからチャンスを演出やドリブル突破でアピールし、試合終了までプレーしていた。

 しかし現地の複数メディアは、同選手が松葉づえ姿で試合会場を後にしたと報道。カタールW杯欠場の可能性が取りざたされたものの、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は同選手の離脱期間が2週間程度にとどまる可能性を示唆。カタールW杯に間に合うとの見方が広まっている。

 そんな中『サセックスワールド』は24日、三笘薫の状況について「足首の問題に苦しむ中、今後数日以内で検査を受けることになっている」とリポート。また『サセックスライブ』は今月29日のプレミアリーグ第14節・チェルシー戦の出場が厳しいとの見通しを示している。

 なお日本サッカー協会は11月1日にカタールW杯の日本代表メンバー26名を公式発表する。日本代表でもスーパーサブとして結果を残して森保一監督から個人能力での局面打開を期待されているだけに、同選手のコンディション回復が順調かどうか気がかりだ。