現地時間10月22日、海外サッカーメディア『90MIN』のフランス語版が、カタール・ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表の注目選手を紹介。3人をピックアップした。

 同メディアはまず、森保ジャパンの現状について、「日本代表には真のスターがおらず、これは本当に問題だ。南野(拓実)、古橋(亨梧)、酒井宏樹などが思い浮かぶが、ビッグスターと呼べるような選手はいない」と指摘している。

 そんななか、注目選手として最初に名前を挙げたのは、ブライトンの三笘薫だ。「今回のワールドカップで才能を示すと見ている。ブライトンのウインガーは、イングランドで良いスタートを切っており、ベンチスタートでも頼りになる存在だ」と期待を寄せている。
 
 また、新天地のレアル・ソシエダで躍動している久保建英にも注目。「21歳という若さで、日本代表ではすでにおなじみの選手だ。若い頃から将来のスターになると期待されている。彼の素早さとテクニックを生かし、試合に出場させることで、日本は彼に大きな賭けができる」と分析した。

 そして、もう一人がキャプテンの吉田麻也だ。「今夏にシャルケと契約した34歳のセンターバックは、日本代表で121キャップを誇る。板倉(滉)や冨安(健洋)がいたとしても、彼はこのチームの主力の一人である。若い選手が多いこのチームの中で、彼には経験という財産がある」と綴っている。

 いよいよ来月に開幕を迎えるカタールW杯。日本代表はドイツ、コスタリカ、スペインと強豪揃いのグループを突破できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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