元日本代表FWの城彰二氏が10月26日、自身のYouTubeチャンネルでカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表最終メンバー26人を予想した。

 GKは権田修一、シュミット・ダニエル、谷晃生を選出。W杯に3回出場経験のある川島永嗣を「精神的支柱だし、いろいろ経験値は高い」と認めつつ、権田も30歳を超えているため「精神的支柱は必要ない」として落選と予測した。

 続いてDFには、吉田麻也、酒井宏樹、冨安健洋、長友佑都、谷口彰悟、伊藤洋輝、山根視来、中山雄太と、「中盤もできる」として板倉滉を挙げた。故障が懸念されるその板倉は、「大丈夫だと思う」「手術しないって判断したのは、出るという意向」だと見立てた。

 また、MFは遠藤航、守田英正、伊東純也、鎌田大地、久保建英、堂安律、旗手怜央、田中碧、相馬勇紀、三笘薫を選出している。
 
 6月のガーナ戦後にメンバー外の可能性も示唆していた久保については、「一時期伸び悩んでいたけど、今はラ・リーガで2トップの一員としてやっていて。日本代表の試合でも守備もすごくできるようになってきているし。周りを考えようというのも出てきている」と成長を評価した。

 一方、南野拓実については「今のパフォーマンスを考えると、他の選手の方が可能性がある」として落選予想。原口元気は旗手との“二択”で迷ったとした上で、フォーメーションが4-3-3ならば左右のインサイドハーフで起用できるが、4-2-3-1のボランチでは出場機会がないと指摘した。

 さらに、FWは大迫勇也、上田綺世、前田大然、浅野拓磨を選出。「あそこまで身体を張ってボールをキープできる選手はいない。4-2-3-1はワントップでボールがキープできないとシステム的に機能しない」ため、2月以降はコンディション不良で日本代表に招集されていない大迫もメンバーに入ると予想した。

「大迫は絶対なのかな。コンディションが悪くても入れたほうがいい。そこそこやれると思うよ。特にドイツ戦」と、9シーズンに渡ってドイツのリーグで活躍したFWに期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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