ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は、今月中旬のリーグ戦で右足首を負傷。FIFAワールドカップ・カタール大会開幕に間に合うとみられる中、今月29日にプレミアリーグ第14節・チェルシー戦で招集メンバーに復帰する可能性があるようだ。28日、イギリス・ブライトンアンドホーヴの地元紙『アーガス』が報じている。
三笘薫はスーパーサブとしてアピールを続ける中、今月14日のプレミアリーグ第11節・ブレントフォード戦でも後半キックオフから出場。わずか数分後に相手選手とのコンタクトプレーで右足首を負傷した後も試合終了までプレーしていたが、松葉づえ姿で試合会場を後にしたことからカタールW杯欠場の可能性が心配されていた。
しかし今週に入ってクラブスタッフからW杯前の復帰が可能であることを伝えられたほか、27日にはクラブ公式ツイッターアカウントで公開された練習風景で同選手の姿が確認されていた。
そんな中、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督はチェルシー戦の前日会見で三笘薫の状態を問われると「木曜日と今日(金曜日)、三笘薫はトレーニングを行った。スタメンは明日決めるが、彼を起用する準備はできている」と回答。チェルシー戦で復帰の可能性があることを明かしている。
また先発メンバーを選手に伝えるタイミングについて聞かれると「試合の前日か当日の朝に伝える場合もある。もし選手が何らかの問題を抱えている場合には、直前まで待つ」とコメントを残した。
11月1日のカタールW杯日本代表メンバー発表直前での復帰が期待されている三笘薫。再負傷のリスクも伴うが、万全な状態でカタールW杯に挑めるか注目が集まる。