スポルティングに所属している日本代表MF守田英正が、29日に行われるプリメイラ・リーガ第11節のアロウカ戦を欠場するようだ。スポルティングを率いるルベン・アモリム監督が同試合の前日会見で明言した。

 守田は26日に行われたチャンピオンズリーグ・グループD第5節のトッテナム戦でスタメン出場を果たした。中盤で存在感を示していたが、1点をリードして迎えた60分にアクシデント。接触プレーなどのない場面で左ふくらはぎを抑え、ピッチ内に座り込んでしまった。直後には歩いてピッチを後にしており、状態が心配されていた。なお、試合は1-1のドローで終わっている。

 スポルティングのクラブ公式サイトはアロウカ戦の前日会見の様子を伝えており、その中でアモリム監督はチーム状況に言及。「アロウカに勝つためにベストな陣容を揃えることだけを考えている。守田についてはまだ検査を待っている状況だ。どれほどの時間がかかるのかはわからない」と話し、少なくとも週末のプリメイラ・リーガは欠場することを明かした。また、元ポルトガル代表FWパウリーニョも新たに負傷者リスト入りし、同試合の出場を回避する見込みだ。

 現時点で守田の離脱期間は不透明となっている。FIFAワールドカップカタール2022の開幕までは1カ月を切っており、長期離脱にならないことを願うばかりだ。