ブンデスリーガ第12節が29日に行われ、フランクフルトとドルトムントが対戦した。
フランクフルトは勝ち点「20」の4位、ドルトムントは勝ち点「19」の5位で迎えた上位対決。フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、スタメンで出場し84分までプレー。長谷部誠は、負傷離脱中のためベンチ外となった。
試合は開始21分、ドルトムントのドニエル・マーレンが左サイドを駆け上がり、ゴール前で構えたユリアン・ブラントにクロスを繋ぐ。そのままブラントが右足でシュートを放ち、先制ゴールを決めた。
しかし直後の26分、ホームのフランクフルトが反撃に出る。ランダル・コロ・ムアニが前線でボールをキープ。中央にドリブルで切り込み、ペナルティエリア付近で鎌田にパスを送る。鎌田は、ペナルティエリアの外から豪快なミドルシュートを突き刺し、今季7得点目となるゴールを記録した。
前半はこのまま1-1で折り返す。しかし52分には、ドルトムントのユスファ・ムココが落としたボールにジュード・ベリンガムが合わせて左足で勝ち越し弾を決める。
その後、フランクフルトは得点チャンスをものにすることができず、試合はこのまま終了。2-1で勝利を収めたドルトムントがリーグ戦2連勝を飾った。一方のフランクフルトはリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。
【スコア】
フランクフルト 1-2 ドルトムント
【得点者】
0-1 21分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
1-1 26分 鎌田大地(フランクフルト)
1-2 52分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)