ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第15節が29日に行われ、日本人5選手が所属するシント・トロイデンは敵地でウェステルローと対戦した。

 シント・トロイデンではGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW林大地、FW岡崎慎司が先発。MF香川真司は82分から出場した。シント・トロイデンはジャンニ・ブルーノの2得点で前半を2点リードで折り返したものの、54分に1点を返されると、83分には橋岡が与えたPKを決められて追いつかれる。

 それでも、シント・トロイデンはすぐに勝ち越し点を獲得する。橋岡が右サイドからペナルティエリア手前の香川に斜めのパスを供給。香川が左足で放った鋭いミドルシュートは相手GKに止められたが、こぼれ球に反応した林が頭でゴールに流し込んだ。

 林の今季3得点目が決勝点となり、シント・トロイデンは3-2で勝利。3試合ぶりの白星となった。次節は11月5日に行われ、シント・トロイデンはRFCスランと敵地で対戦する。

【ゴール動画】STVVの林大地が決勝点