11月1日、日本サッカー協会(JFA)はカタール・ワールドカップに臨む日本代表メンバー26人を発表。このうち、鎌田大地や遠藤航など、ドイツでプレーする選手が8人選出された。

 現地メディア『SPORTBUZZER』は、「ドイツ代表と対峙する日本代表。ドイツ1部、2部でプレーする8人が立ちはだかる」と綴り、選出に対する見解を発信している。

「トップスターであるアーセナルの冨安健洋、アイントラハト・フランクフルトの鎌田大地を含む26人のリストが明らかにされた。このなかには鎌田のほか、遠藤航と伊藤洋輝(ともにシュツットガルト)、堂安律(フライブルク)、板倉滉(ボルシアMG)、浅野拓磨(ボーフム)、吉田麻也(シャルケ)の7人が1部でプレーしている。そして2部のデュッセルドルフでプレーする田中碧が、森保監督から招集レターを受け取った」
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 そして、このうち「いささか意外な選出だった」と指摘されているのが、板倉だ。9月に左膝内側側副靭帯を部分断裂し、現在は復帰に向けてリハビリ中。W杯のためにリーグが中断する11月中旬前までの復帰は絶望的だが、本大会には間に合わせるという意向でトレーニングに励んでいる。同メディアは「完治するまでに時間がかかるとされたプレーヤーの選出は驚きを伴った」と評した。

 板倉と同じく、浅野も靭帯の負傷で戦列を離れている。ドイツ代表も多数負傷者を抱えている状況とはいえ、重傷を負った選手の選出に、現地メディアも驚きを隠せないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部