アーセナルにもイングランド代表にも大打撃となりかねないサカの負傷離脱
先月30日のノッティンガム・フォレスト戦を5-0の大勝で終えたアーセナル。この試合でFWブカヨ・サカは負傷交代となってしまったが、週末のチェルシー戦に間に合うのではないかという見方もあるようだ。
ノッティンガム・フォレスト戦では、いつものように右ウイングで先発出場を果たしたサカ。試合開始早々の5分に右サイドからクロスをあげると、これをFWガブリエウ・マルティネッリがヘディングで決め、アーセナルが先制に成功。サカはアシストを記録した。
ところが15分、サカはドリブルの流れから転倒すると、そこで足首を負傷。一時はプレイを続行したものの、結局27分にMFリース・ネルソンと交代となった。
試合はその後、R・ネルソンの2ゴール1アシストの活躍などもあり、アーセナルが大量5ゴールをゲット。公式戦3試合ぶりの勝利をあげていた。
サカについては、負傷の深刻さ次第でカタールW杯行きを逃すのではないかという心配の声もあがっていたが、英『Daily Mail』によれば、初期の診察では良い兆候が見られているという。4日に行われるヨーロッパリーグのチューリッヒ戦の欠場は間違いないものの、6日に行われるチェルシー戦には出場できる可能性があると同メディアは伝えている。一方、彼が念の為のさらなる検査を受けていることから、まだ不安が0という訳ではないようだ。
現在アーセナルはウイングの選手層にやや不安があるが、少なくともサカの欠場が濃厚となっているチューリッヒ戦は代役を立てる必要がある。筆頭候補はノッティンガム・フォレスト戦で結果を出したR・ネルソンだが、先月28日のPSVアイントホーフェン戦で右WGとして先発出場したMFファビオ・ビエイラや、以前にそのポジションで結果を残した19歳FWマルキーニョスあたりも考えられるだろう。ミケル・アルテタ監督は一体誰を起用するのか。