元日本代表DFの内田篤人氏が11月1日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演。同日に実施されたカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー発表後、森保一監督に行なったインタビューが公開された。

 このメンバー発表では、これまで代表を支えてきた大迫勇也や原口元気の落選、ともに故障中の浅野拓磨や板倉滉、最後に飛び込んだ相馬勇紀の選出などが話題を呼んだ。

 内田氏から「メンバーはどうやって決めたんですか?」と問われた森保監督は、「9月の代表活動に招集した選手をポジション別に並べて、可能性がある選手たちを加えて行って、議論して選手を絞ってく感じですね」と回答。こう続けた。

「A代表のスタッフは10人いますけど、みんなに意見してもらいます。(時間は)めちゃくちゃかかりますね。昨日の時点で、『これ決まらないね』って」
 
 内田氏が「大迫がいないのが、みんながざわざわしていたところです。大迫はなんで入ってないんでしょうか」と直球質問で切れ込むと、「議論に時間がかかったポイントのひとつでもあります。ベストの26人を選んでいる。総合的に考えて出た結論ですね」と返答した。

 また、長欠中の浅野や板倉の選出については、「現地のドクターとトレーナーに確認してもらって、ランニングできるようになった、ボールを蹴られるようになったなど、いろんなことを日々アップデートしながら、確認してこれているので、安心してメンバー選考できました」と語った。

 森保監督が選んだ26人は、11月23日にドイツ、27日にスペイン、12月1日にスペインと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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