セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第6節レアル・マドリードとの一戦を振り返った。2日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 セルティックは、CL開幕戦のホームで行われたレアル・マドリード戦に3-0で敗戦。その後も勝利からは遠ざかり、1試合を残してグループステージを去ることが決まっていた。一方、レアル・マドリードはこの試合に勝てば、他会場の結果を待たずしてグループリーグ首位通過が決まるという状況でホーム戦を迎えた。

 セルティックのスターティングメンバーには、FIFAワールドカップカタール2022の日本代表メンバーに選出された前田大然、惜しくもメンバーから漏れた古橋亨梧、旗手怜央などが名を連ねた。日本人トリオが躍動するも、スペイン王者に圧倒的な強さを見せつけられ、試合は1-5で幕を閉じた。

 セルティックのポステコグルー監督は試合後『BT Sport』のインタビューで「まず第一に、レアル・マドリードは素晴らしいサッカーチームだ。彼らは本当にクオリティーが高い。しかし、我々からすれば試合の入りは悪くなかった」と振り返った。

続けて、「私は、選手たちを本当に誇りに思っている。1-5で負けてしまったが、素晴らしいサッカーチームとの対戦であることは理解している。選手たちは決してプレーしようとする姿勢を崩さなかった。最終的に、我々は非常に優れたサッカーチームに敗れたが、それでも私は彼らの努力を誇りに思う」と選手たちを称賛した。

 さらに、旗手の名前をあげて「まずは、チャンピオンズリーグに毎年参加することが大切。マット・オライリーや旗手など、他の選手を見ても、試合ごとに成長しているのが分かる」と前向きな姿勢を見せた。