【プレミアリーグ】チェルシー0-1アーセナル(日本時間11月6日/スタンフォード・ブリッジ)
ブラジルが誇るアタッカー、ジェズスと言えば、かわいらしい眉毛が特徴的だ。漢字の「八」にも見える太めの下がり眉毛は、自信なさげな印象を見る者に与えるが、ブラジル代表に選ばれるほどの逸材はこの日もアーセナルで大活躍している。
29分の場面、アーセナルは左サイドから攻撃を仕掛けると、ブラジル代表FWマルティネッリが右足で高速クロスをボックス内に送り込んだ。これに対してジェズスは、狡猾にもチェルシーのDFの背後に隠れて、見事ダイビングヘッドするが、ボールにはミートせずシュートは枠外に外れた。
この場面でジェズスは得点を決めることこそできなかったが、抜群のカバーリング能力で定評のあるチェルシーのブラジル代表DFチアゴ・シウヴァのマークを完全に外したことは称賛に値する。こういう見た目ではわからない強かさがあるからこそ、ジェズスが今年11月に行われるFIFA ワールドカップ カタール 2022のブラジル代表メンバーにも選出濃厚と言われているのだ。
とはいえネット特有の軽いノリに興じるのも悪くはない。もともと日本の欧州サッカー界隈には、様々なネットスラングがある。同じくプレミアリーグのニューカッスルに対しては、「ニュー」「キャッスル」をそれぞれ漢字化して、「新城」などとファンに呼ばれることもある。
それでいうとこの29分の場面はリプレーでジェズスの表情がアップで映されたことをきっかけに、ABEMAのコメント欄には大量の「八」が出現。40分にも先ほどの決定機が映し出されると同じようにコメント欄を「八」が埋め尽くした。今後はジェズスが活躍したり、少し困り顔をしている際には「八」と書き込むノリがネットで流行るのかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)