【プレミアリーグ】チェルシー0-1アーセナル(日本時間11月6日/スタンフォード・ブリッジ)
ダービーマッチは普段とは異なる雰囲気を醸し出す。選手はより一層気持ちが入るため必然的に激しいプレーが増え、時には乱闘騒ぎに発展する。この日行われたチェルシーとアーセナルの一戦、通称ビッグロンドン・ダービーにおける試合終盤の小競り合いがファンの間で話題になっている。
アーセナルの1点リードでアディショナルタイムに突入した91分に、事件は起こった。左サイドの深い位置でジャカが時間を稼ごうとキープの姿勢を取ると、チェルシーは、イングランド人DFチャロバーとクロアチア代表MFコヴァチッチで囲んでボールはラインを割った。
チャロバーはボールをGKに返そうと左足で蹴り出したところで、なんとジャカがそれを阻止。このプレーで火がついたチャロバーがジャカを小突くと、今度はジャカにスイッチが入り、チャロバーを激しく押しのけた。
お互いにマイボールを主張して熱くなっているところへコヴァチッチも応戦。すると一気に3人を取り囲むように両選手たちが一斉に集まる。スタンドも煽るように声を出すなか、映像ではコヴァチッチとジャカの壮絶な睨み合いが映し出されていた。
元々ジャカは気性が激しい選手として有名だ。ABEMA視聴者も「あの頃のジャカ」「ジャカ名物」「最近めったになかった悪癖」とコメント欄で大盛り上がりを見せていた。
このように選手同士が熱くなる瞬間が見られることは、ダービーマッチの魅力の一つともいえる。
(ABEMA/プレミアリーグ)