英メディア『BBC』で解説を務めるガース・クルックス氏が、ブライトンに所属する三笘薫をプレミアリーグの今節のチーム・オブ・ザ・ウィークに選出した。三笘は、現地時間5日に行われたプレミアリーグ第15節のウォルバーハンプトン戦で、待望のプレミア初ゴールを決めている。
10分にアダム・ララーナのゴールで先制したブライトンだったが、12分にウォルバーハンプトンのゴンサロ・ゲデスに同点ゴールを決められてしまう。さらに、35分にはウォルバーハンプトンのルベン・ネヴェスにPKを決められ、ブライトンは追いかける展開となった。
それでも44分、ララーナのクロスに三笘がヘディングで合わせて同点弾を決める。三笘にとっては待望のプレミアリーグ初ゴールだ。最後は83分のパスカル・グロスのゴールで、ブライトンが再び勝ち越し。そのまま逃げ切ったブライトンが3-2の勝利をおさめている。
クルックス氏は、ブライトンの勝利に貢献した三笘を高く評価。今節のチーム・オブ・ザ・ウィークに選出した上で「先週のチェルシー戦でも活躍したが、ウルブズ戦での三苫の活躍は非常に印象的だった。この日本代表選手は、トップクラスの選手としての要素を全て備えている」と述べた。
続けて「三苫はトッテナムのソン・フンミンに非常によく似たプレーをしている。人を相手にすることを恐れず、パスを見極めることができ、ゴールを狙う。ワールドカップ後、彼がどのような状態になっているかは誰にもわからないが、ブライトンは間違いなく、この選手を獲得して正解だっただろう」と語っている。