ミュラー

 バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、現在負傷離脱しているドイツ代表FWトーマス・ミュラーの状況について話した。7日、クラブが公式『Twitter』アカウントで伝えている。

 10月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のプルゼニ戦で腰を痛め負傷交代したミュラー。その後、CLとDFBポカールでは1試合ずつに途中から出場しているものの、体調不良なども重なってリーグ戦では直近5試合に出場していない。

 しかし、バイエルンを率いるナーゲルスマン監督は、ミュラーのコンディションが整ってきていることを会見で口に。その上で、開幕が間近に控えるFIFAワールドカップカタール2022を視野に、残す8日のブレーメン戦と12日のシャルケ戦の2試合にミュラーを出場させない方針を明らかにした。

「彼は完全なフィットネス状態に戻りつつあるよ。最短で明日(8日)、彼の状態を確認することができる。ワールドカップに向けて、私は彼を少し休ませたいと思っているんだ。いかなるリスクも冒したくはない。シャルケ戦でもスカッドから外す方向に心が傾いているよ」

 ミュラーが攻撃の中核を担うドイツ代表は、23日にグループリーグ第1節で日本代表と対戦する。これまでW杯の舞台で通算10ゴールを決め、日本にとっても大きな脅威となる33歳のアタッカーは、この開幕戦に照準を合わせてコンディションを整えてくることとなりそうだ。