バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFトーマス・ミュラーが、カタール・ワールドカップ(W杯)の結果を重く受け止めた。ドイツ『スカイ』が伝えた。

 初戦で日本代表に逆転負けで金星を献上してしまったドイツは、続くスペイン代表戦で先制されながも、試合終盤に追いついて引き分け。1日にコスタリカ代表に一時はリードされる展開となったが、MFカイ・ハフェルツの2ゴールなどで4-2の逆転勝利を収めた。

 しかし、得失点差の関係で3位フィニッシュとなり、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ前回大会に続いてグループステージ敗退に終わったドイツ。この結果を受けて、ミュラーは大惨事だと語ると、”マン・シャフト”引退を示唆した。

 「これは大惨事だ。この先どうなるかわからないが、最後の試合だとしたら最後にいくつか言いたいことがある。それは途方も無い喜びだった。試合なる人たち、どうもありがとう。僕は全ての試合で、心を込めてピッチに立つことを心がけていた。喜びの涙が出るときもあれば、苦しみもあったが、いつも愛情を込めてそれらをしていた。今僕が見るものは他にある」