カタールワールドカップに臨む日本代表メンバー26人が1日に発表された。グループステージではドイツ代表やスペイン代表などの優勝候補と戦うため、突破は非常に難しいとの見方がある。しかし、ナイジェリア紙『ヴァンガード』は、日本代表がW杯でサプライズを起こす可能性があると期待した。

 日本代表は、23日に行われるW杯の初戦で、西ドイツ時代を含めると優勝4回、準優勝4回、決勝戦に8回進出した経験があるドイツ代表と対戦する。27日の2戦目では、2014年のW杯でベスト8入りのコスタリカ代表と対戦する予定だ。そして、12月1日の3戦目では、2010年のW杯で優勝したスペイン代表と対戦する。いずれも過去のW杯で、日本代表よりも良い成績を残したチームばかりだ。

 同メディアは「死の組とも言われるグループEに入ったため、ノックアウトステージに進むのは大変な挑戦だ」としつつ、「W杯では何が起こるかわからない。日本代表は間違いなくサプライズを起こし、グループの強豪であるスペインとドイツを打ち負かす可能性を持っている」と伝えている。

 その理由として「今回は本田圭佑のようなタリスマンを欠いているが、才能ある若手選手の台頭により、日本代表はこれまでのチームよりも洗練され、才能にあふれたチームになっている」と述べた。注目選手には南野拓実、鎌田大地、冨安健洋の3人を挙げ、日本代表に期待を寄せている。