セネガル代表FWサディオ・マネ(バイエルン)が、FIFAワールドカップカタール2022を欠場することが決定的となった。フランスメディア『レキップ』を筆頭に各メディアが9日に報じている。

 マネは8日に行われたブンデスリーガ第14節のブレーメン戦にスタメン出場。試合はドイツ代表FWセルジュ・ニャブリがハットトリックを達成するなど、バイエルンが6-1で大勝を飾った。一方、マネは同試合で右足を負傷し、21分にドイツ代表FWレロイ・サネとの交代を強いられることに。試合後、バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は「腓骨(ひこつ)のダメージだ。レントゲンを用いて、何が起こったかを確認する必要がある。重傷ではないことを祈っている」と話しており、状態が心配されていた。

 このような状況の中、『レキップ』は今回の負傷により、マネが数週間の離脱を強いられることになると伝えた。現時点でセネガルサッカー連盟(FSF)やバイエルンからの公式発表は行われていないが、セネガル代表は“エース”を欠いてFIFAワールドカップカタール2022に臨むことが濃厚と見られている。

 FSFは11日にFIFAワールドカップカタール2022に臨むセネガル代表メンバー26名を発表する予定となっている。本大会ではグループAに入っており、21日にオランダ代表と、25日にカタール代表と、29日にエクアドル代表と対戦する。