ヴォルフスブルクのドイツ代表FWルーカス・エンメチャがカタール・ワールドカップを欠場することが決まった。ヴォルフスブルクを率いるニコ・コバチ監督が明かしている。
ルーカス・エンメチャは8日に行われたブンデスリーガ第13節ドルトムント戦で75分から出場。追加タイムにはゴールを挙げていたが、84分にDFマッツ・フンメルスから受けたファウル時に右ヒザの膝蓋腱を部分断裂していたとのことだ。
手術こそ必要ないものの復帰には数週間かかる見込みで20日から開幕するW杯出場は絶望的となったようだ。
コバチ監督はエンメチャについて「ルーカスは今年最後の試合を欠場する。ワールドカップに出場できないのは残念だ。彼が迅速に回復することを願っている」とコメントした。
ドイツ代表ではライプツィヒのFWティモ・ヴェルナーが左足首の負傷によりW杯欠場が確定。最も層の薄いFW陣に新たな負傷者が出てしまい、ハンジ・フリック監督の頭を悩ませる状況となっている。