韓国代表のFWソン・フンミン(トッテナム/イングランド)が自身の公式Instagramを9日に更新し、FIFAワールドカップカタール2022に出場できることを明かした。

 ソン・フンミンは11月1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節のマルセイユ戦に先発出場したものの、相手選手との接触後にプレー続行不可能となり、29分に途中交代となった。その後、左目周辺を骨折していたことが判明し、4日には左目周辺の骨折を安定させる手術を受けたことが明らかになっている。この影響により、11月20日に開幕し、韓国代表の初戦を同24日に控えるW杯を欠場する可能性も浮上していた。

 シーズン開幕当初はゴールから遠ざかっていたが、プレミアリーグ第8節レスター戦でハットトリックを達成するなど、復調の兆しを見せていたソン・フンミン。カタールW杯直前での負傷に、多くのファンが心配の声をあげていた。そんな中、ソン・フンミンが自身の公式Instagramを更新し、カタールW杯出場への意欲を綴った。

「この1週間で受けた応援と激励のメッセージに感謝の思いを伝えたい。ここ数日は大変だったけど、多くのファンからのメッセージを読んで、僕はたくさんの力を得たんだ。ワールドカップで祖国のために走るというのは、多くのサッカー少年たちが夢見ること。僕もまた、変わらずにこの夢を抱き続けている。だから、このチャンスを逃すわけにはいかない。美しい祖国の代表選手としてW杯に出場するのが待ち遠しいよ。ソニー」

 なお韓国代表は、11月12日にカタールW杯に臨む26名のメンバーを発表する予定。グループステージでは、11月24日にウルグアイ代表、11月28日にガーナ代表、12月2日にポルトガル代表と対戦する。