9日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第15節セルティックとマザーウェルの一戦で、日本代表FW前田大然のゴールをアシストしたスコットランド代表MFデイヴィッド・ターンブルが試合後のインタビューに応えた。9日、公式サイトが伝えている。

 この試合で、セルティックに所属する古橋亨梧と旗手怜央はスタメン出場。前田はベンチからのスタートとなった。

 セルティックは15分、2試合ぶりにスタメン出場を果たした古橋のゴールで先制に成功した。その後もチャンスはあったものの、なかなか得点を奪えず。しかし、80分にアンジェ・ポステコグルー監督は前田とオリヴァー・アビルゴールをピッチに送り出すと、この采配が的中。そのわずか4分後、ターンブルが自陣右サイドからボールを運び、逆サイドに展開すると、左サイドで構えていた前田が加速して相手を振り切り左足でゴールを沈めた。直後に1点を返されたが、2-1のまま試合は終了。セルティックがリーグ戦7連勝を達成した。

 前田のゴールをアシストしたターンブルは試合後のインタビューでゴールシーンについて聞かれ「スローインで何が起こったのかよく分からないけど、ボールは僕の足元に落ちてきた。大然が走ってくるのが見えたし、その右側に何人かいたから、正しいパスを選ぶことだけを考えていた。そうしたら、ありがたいことに大然がうまく決めてくれた」と語った。

 続けて、「まずは素晴らしい勝点3だ。タフな試合だった。チャンスは何度か作ったが、いつもほどではなかった。でも結果を出すことが大事だし、僕たちは最終的にそれをやってのけたから、素晴らしい勝ち点3だ」とチームを称賛した。