ポルトガルサッカー連盟(FPF)は10日、FIFAワールドカップカタール2022に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。

 ポルトガル代表は初出場となった1966年イングランド大会の3位が最高位。2006年ドイツ大会では準決勝まで駒を進めたものの、ジネディーヌ・ジダン擁するフランス代表に屈し、3位決定戦では開催国のドイツ代表に敗れていた。

 迎えた今大会、カタール行きのメンバーには、守備の要であるルベン・ディアス(マンチェスター・C/イングランド)を筆頭に、ジョアン・カンセロ(マンチェスター・C/イングランド)、ベルナルド・シルヴァ(マンチェスター・C/イングランド)、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U/イングランド)と豪華な面々が順当に招集。ベテランとなったぺぺ(ポルト)は自身4度目の大舞台に。そして、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U/イングランド)は自身5度目のワールドカップに臨む。

 加えて、ベンフィカの最終ラインを支える19歳のアントニオ・シルヴァ(ベンフィカ)が代表に初招集。“サプライズ”で大舞台への切符を掴み取った。ラファエル・レオン(ミラン/イタリア)、ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/スペイン)、ゴンサロ・ラモス(ベンフィカ)といった新世代のアタッカーもリスト入りしている。

 一方、ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール/イングランド)はふくらはぎ、ペドロ・ネト(ウルヴァーハンプトン/イングランド)は足首を負傷した影響もあってメンバー外に。その他にもジョアン・モウティーニョ(ウルヴァーハンプトン/イングランド)、ゴンサロ・ゲデス(ウルヴァーハンプトン/イングランド)、レナト・サンチェス(パリ・サンジェルマン/フランス)らが涙を飲んだ。

 ポルトガル代表はグループHに入っており、24日にガーナ代表と、28日にウルグアイ代表と、12月2日に韓国代表と対戦予定だ。各ポジションに実力者を揃えた今大会では、これまで突破できなかった準決勝の壁を破り、悲願の初優勝が期待されている。

▼GK
ディオゴ・コスタ(ポルト)
ジョゼ・サ(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア)

▼DF
ディオゴ・ダロト(マンチェスター・U/イングランド)
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・C/イングランド)
ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス)
ぺぺ(ポルト)
ルベン・ディアス(マンチェスター・C/イングランド)
アントニオ・シルヴァ(ベンフィカ)
ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス)
ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ)

▼MF
ジョアン・パリーニャ(フルアム/イングランド)
ルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
ベルナルド・シルヴァ(マンチェスター・C/イングランド)
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U/イングランド)
ジョアン・マリオ(ベンフィカ)
マテウス・ヌネス(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
オタヴィオ(ポルト)
ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス)
ウィリアム・カルヴァーリョ(ベティス/スペイン)

▼FW
アンドレ・シルヴァ(ライプツィヒ/ドイツ)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U/イングランド)
ゴンサロ・ラモス(ベンフィカ)
ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ラファエル・レオン(ミラン/イタリア)
リカルド・オルタ(ブラガ)

【動画】3分で分かる! ポルトガル代表