FIFAワールドカップカタール2022のベスト4が出そろった。クラブ別に見ると、最も多くの選手が残っているのはどのクラブだろうか。

 アルゼンチン代表、クロアチア代表、フランス代表、モロッコ代表が残ったベスト4。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の所属選手が最も多く残っており、6人が準決勝を戦う資格を持っている。フランス代表のキングスレイ・コマン、ベンジャマン・パヴァール、ダヨ・ウパメカノ、リュカ・エルナンデス(負傷で離脱)、クロアチア代表のヨシプ・スタニシッチ、モロッコ代表のヌサイル・マズラウィだ。

 2番目に多いのが、5選手を擁する2クラブ。アトレティコ・マドリードには、アルゼンチン代表のアンヘル・コレア、ロドリゴ・デ・パウル、ナウエル・モリーナ、クロアチア代表のイボ・グルビッチ、フランス代表のアントワーヌ・グリーズマンがいる。セビージャにはアルゼンチン代表のマルコス・アクーニャ、アレハンドロ・ゴメス、ゴンサロ・モンティエル、モロッコ代表のヤシン・ブヌ、ユスフ・エン・ネシリが所属している。

 4位はクロアチア代表の躍進が影響した形で、同国の強豪であるディナモ・ザグレブが入った。こちらはヨシプ・シュタロ、ミスラフ・オルシッチ、ドミニク・リバコビッチ、ブルーノ・ペトコビッチが所属中だ。

 5位タイは3選手が残っている5クラブ。リオネル・メッシ、キリアン・エムバペ、アクラフ・ハキミを擁するパリ・サンジェルマン、ルカ・モドリッチ、エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニを擁するレアル・マドリードなどが入った。

 このランキングは、ベスト8時の上位2チームが一気に順位を落とした点にも注目だ。準々決勝の段階でマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドにはそれぞれ11選手が残っていたが、前者は10人が敗退。後者は9人が敗退となっている。

 シティは、イングランド代表5選手のほか、ポルトガル代表が3選手、オランダ代表とブラジル代表がそれぞれ1人ずつ。計10人の敗退で、残るはアルゼンチン代表のフリアン・アルバレスのみとなった。

 FWクリスティアーノ・ロナウドが退団しているユナイテッドは、イングランド代表とブラジル代表が3人。ポルトガル代表が2人、オランダ代表が1人で、9人がベスト8で姿を消している。

あまりに酷すぎる…。カタールW杯最悪のチーム5選
【全試合日程・結果・放送予定】サッカーFIFAワールドカップカタール2022
【決勝トーナメント表】FIFAワールドカップカタール2022<組合せ>