スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督が、FIFAワールドカップカタール2022への意気込みを示した。11日にスペイン代表の公式ツイッター(@SeFutbol)がコメントを伝えた。

 スペイン代表は12大会連続16度目のW杯出場となり、2010年の南アフリカ大会以来2度目の優勝を目指す。開幕前の17日にヨルダン代表と強化試合を行い、カタールW杯本番のグループステージでは、23日にコスタリカ代表、27日にドイツ代表、そして12月1日に日本代表と対戦する。

 11日に26名の最終メンバーを発表したL・エンリケ監督は、「私たちはベストの状態にあると考えている。W杯で戦う準備はできていると確信している。選ばれた選手たちはふさわしいと思っている。私の選択であり、スタッフの選択でもある」と、選ばれた26名の活躍を確信している。

 南ア大会の優勝メンバーからはMFセルヒオ・ブスケツを選出し、同選手とともにバルセロナでプレーする18歳のMFガビ、19歳のMFペドリ、20歳のFWアンス・ファティら若手も多く招集したL・エンリケ監督。「とても若い選手たちと経験豊富な選手たちの融合は面白いものになる」と語り、目標は2度目のW杯優勝だと宣言した。

「スペイン代表の試合で何を見ることになるのか、疑う余地はない。試合を支配し、圧倒し、相手よりも多くのゴールを生み出すことを目指す。私たちはEURO2020を経て一つ強くなったと思うし、楽天的な気持ちでW杯に臨むことになる」

「目標は、W杯で7試合戦うこと。他の参加チームが、スペイン代表を優勝候補から除外することはないと思う。W杯は、選手にとってもコーチングスタッフにとっても、常に大きなモチベーションとなる。スペイン代表は、100パーセントではないにせよ、90パーセントの自信を持っている」