スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督が、グループステージで対戦する日本代表に言及した。11日にスペイン紙『アス』がコメントを伝えた。

 スペイン代表は12大会連続16度目のW杯出場となり、2010年の南アフリカ大会以来2度目の優勝を目指す。開幕前の17日にヨルダン代表と強化試合を実施。カタールW杯本番ではグループEに入り、23日にコスタリカ代表、27日にドイツ代表、そして12月1日に日本代表と対戦する。

 11日にスペイン代表メンバーを発表したL・エンリケ監督は、日本代表について問われると、「日本は台頭してきたチームだ。(昨年の東京五輪で)日本対スペイン戦を見たが、私は彼らがとても好きだ」とコメント。レアル・ソシエダでプレーするMF久保建英の名前も出し、日本代表に抱いている印象を次のように語った。

「ヨーロッパにいる選手や強豪クラブに所属している選手がいて、とても実力がある。彼らは後方からのゲームメイクを好む。ブラジルやサウジアラビアとの試合も見たが、身体的なレベルも高く、一筋縄ではいかない。プレスの強度も高く、久保のような攻撃的な選手や中盤の選手など、クオリティの高い選手が多い。私たちを複雑な状況に陥れることができる。簡単な試合にはならないだろう」