プレミアリーグ第16節が行われ、MF三笘薫が所属するブライトンとアストン・ヴィラが対戦した。三笘はこの日病欠となり、ベンチを外れている。
チェルシー(○4-1)、ウルヴァーハンプトン(○3-2)、アーセナル(○3-1/カラバオ・カップ)を立て続けに下し、公式戦3連勝と波に乗ってきたブライトン。この日は三笘、アダム・ウェブスター、ジェレミー・サルミエントが熱の症状で欠場となったなか、前節にウナイ・エメリ新体制の初陣でマンチェスター・Uを下したアストン・ヴィラをホームに迎えた。
試合は開始1分、ブライトンは前線からプレスをかけると、GKエミリアーノ・マルティネスからのパスをカットしたアレクシス・マック・アリスターが自ら一対一を決めて、幸先よく先制に成功する。
しかし直後、ブライトンはアダム・ララーナが負傷交代となるアクシデントに見舞われると、アストン・ヴィラは19分、エミリアーノ・ブエンディアのスルーパスに抜け出したダニー・イングスがボックス内で倒されてPKを獲得。これをイングスが自ら決め、試合を振り出しに戻した。前半はこのまま1-1でハーフタイムに入る。
すると迎えた54分、アストン・ヴィラは右サイドからのクロスにブエンディアが頭で合わせると、シュートはポストに直撃。そしてその流れから再び高い位置でボールを奪い返すと、最後はイングスが冷静にDFをかわして左足で流し込み、アストン・ヴィラが勝ち越しゴールを奪った。
その後はブライトンが反撃に転じるも、アストン・ヴィラの守りを崩すことができず。試合はこのまま2-1で終了し、ブライトンの公式戦の連勝は「3」でストップした。また、アストン・ヴィラはエメリ監督の就任後、マンチェスター・Uに続きブライトンという難敵を下し、今季初の連勝を果たした。
この試合を最後に、プレミアリーグはワールドカップによる中断期間へ。中断明けの次節、ブライトンは12月26日にアウェイでサウサンプトンと、アストン・ヴィラは同日にホームでリヴァプールと対戦する。
【スコア】
ブライトン 1-2 アストン・ヴィラ
【得点者】
1-0 1分 アレクシス・マック・アリスター(ブライトン)
1-1 20分 ダニー・イングス(PK/アストン・ヴィラ)
1-2 54分 ダニー・イングス(アストン・ヴィラ)