【プレミアリーグ】ブライトン1-2アストンヴィラ(日本時間11月13日/アメックス・スタジアム)
「ここ4試合で3回PKを与えています」。実況のコメントに思わず耳を疑った。ブライトンの元イングランド代表DFダンクのチャレンジは、やや不運な判定によりファウルに。ここ数試合で同じような光景を目にしてきたサポーターたちが、この判定に頭を抱える一幕があった。
議論が分かれるシーンは18分に訪れた。アストンヴィラのアルゼンチン代表MFブエンディアがブライトンDF陣の裏に絶妙なパスを送るとそれに反応したスコットランド代表MFマッギンが抜けだすことに成功する。ボックス内でダンクはたまらずスライディングを敢行するもマッギンの方が先にボールに触っており、判定はPKとなった。なおPKは元イングランド代表FWイングスがど真ん中に得点を決めている。
このスライディングのシーンにABEMA視聴者は「もうダンクw」「ダンクまたかよ」とリーグ戦直近4試合で3つのPKを与えてしまっているダンクに対して批判もある一方で「ボールにはいっているが」「シミュっぽかった」という声も。
ABEMAの解説者のベン・メイブリー氏は「ちょっともらいに行った部分もあるというのがブライトンの主張。ただダンクが必死にスライディングしてくるのを意識するのは普通のことかもしれません」とスライディングのシーンを冷静に解説した。ABEMAは実況の野村明弘氏は「(直近4試合で)ファールで2つ、ハンドで1つですね」とダンクのPKの多さに言及した。
もちろんこのPKの多さは不用意ではあるものの、ダンクはブライトンユース出身で、クラブ一筋の欠かせない男。ファンとしては泣きたい気持ちもあるだろうが、引き続きエールを送りたいところである。
(ABEMA/プレミアリーグ)