フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ボルシアMGのFWマルクス・テュラムを追加招集したようだ。フランス『レキップ』が報じている。

フランス代表は9日にカタール・ワールドカップに向けたスカッドを発表。主将のカリム・ベンゼマを筆頭に、キリアン・ムバッペやアントワーヌ・グリーズマン、バンジャマン・パヴァールなど、連覇を狙うに相応しい錚々たる顔ぶれとなった。

ただ、その際に発表されたメンバーは25名。規定の26名に達しておらず、締め切りまでにもう1人招集できる余地が残っていた。

デシャン監督はそのラストピースにマルクス・テュラムを指名。同監督も選手として出場した1998年大会の優勝メンバーであるリリアム・テュラム氏の息子として知られる25歳は、身長192cmの恵まれた体格を持つセンターFW。ボルシアMGには2019年夏に加入し、2020年11月のフィンランド代表との親善試合でレ・ブルーデビューを果たした。

昨夏に行われたユーロ2020のメンバーの一人でもあったが、以降は招集歴なし。だが、ボルシアMGでは今季、ブンデスリーガ15試合で10ゴール3アシストとキャリア最高の状態を迎えており、それが今回の招集に繋がった格好だ。