森保一監督率いる日本代表は、今月23日のFIFAワールドカップ・カタール大会グループリーグ初戦でドイツ代表と激突する。そのドイツ代表を支えるバイエルン・ミュンヘン所属GKマヌエル・ノイアー(36)が、アイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地(26)やVfBシュツットガルト所属MF遠藤航(29)などブンデスリーガ勢に対する警戒を強めているようだ。14日、ドイツ・ミュンヘンの地元紙『ミュンヘナー・メルクーア』が伝えている。
ノイアーは2011年までシャルケで元日本代表の内田篤人氏チームメイト。2010/11シーズン終了後にバイエルンへ移籍すると、絶対的守護神としてブンデスリーガ10連覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝などに大きく貢献している。
また同選手は2010年の南アフリカW杯から3大会つづけて出場。2014年のブラジルW杯では優勝を成し遂げており、カタールW杯にもキャプテンという立場で臨む。
そんなノイアーは森保ジャパンの印象について「日本代表を警戒しないといけない。個人的な意見だが、グループリーグ初戦はつねに最も重要なんだ。日本代表は非常に規律正しいプレーをするし、我々にとって嫌らしい対戦相手だよ」と語っている。
そしてブンデスリーガで複数の日本人選手と対戦していることについては「ブンデスリーガでプレーする選手がいるチームとは対戦しづらいね。スペイン代表のようなチームと対戦する方が好きだし、(日本代表よりも)スペイン代表との一戦の方がより良い準備ができるよ」と警戒感をあらわにした。
ドイツ代表は初戦で日本代表と対戦すると、28日のグループリーグ屈指のライバルであるスペイン代表と激突。来月2日にコスタリカ代表との一戦を控えている。またドイツ代表は日本代表と過去に2回対戦。2004年12月の国際親善試合で3-0と勝利したが、ドイツW杯開幕直前の強化試合では2-2と引き分けている。