FIFAワールドカップカタール2022に臨むブラジル代表メンバーに招集されたFWロドリゴ(レアル・マドリード/スペイン)が、本大会に向けた意気込みを語った。14日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 今回のカタール大会で2002年の日韓大会以来、20年ぶり6度目のワールドカップ制覇を目指す“王国”ブラジル代表。本大会ではグループGに組み分けられており、24日にセルビア代表、28日にスイス代表、12月2日にカメルーン代表と対戦する。

 21歳のロドリゴにとっては今回のカタール大会が自身初のワールドカップ。所属するレアル・マドリードでは今シーズンここまで公式戦19試合の出場で7ゴール5アシストをマークする活躍を見せており、”セレソン”の一員としてのカタールの地での活躍にも期待がかかっている。

 ロドリゴは現在の自身の状態について「今シーズンも昨シーズンと同じように良い形でシーズンをスタートさせることが目標だった。たくさんプレーして、だんだんと自信が付いてきたよ。コンディションも良いし、カタールワールドカップを戦う準備はできている。もちろん、まだまだ改善点はあるけどね」とコメントしつつ、自身初の大舞台に向けた意気込みを次のように示した。

「レアルに加入してから、僕には2つの目標があった。1つはレアルでチャンピオンズリーグ(CL)を制覇すること。幸いこれはすぐに叶えることができた。もう一つはブラジル代表としてワールドカップに出場することだったんだ。物事が起きるのは早いね。これまで僕に起こった出来事には感謝している。先のことを考えるよりも、まずは今回のカタール大会を楽しみたいよ」

「ブラジル代表が過去に5回優勝しているからといって、今回の大本命だということにはならない。もちろん、僕たちは最強の部類に入っているが、他にも素晴らしいチームが存在する。一概に優勝候補と言うことは出来ないけど、僕たちは非常に強力なグループだよ。ワールドカップで勝つためのすべてを備えていると自覚している」

 果たしてロドリゴはカタールの地でどのような輝きを放つのだろうか。”王国”の未来を担う21歳のプレーに注目だ。