米企業「スタッツ・パフォーム」の人工知能を使って、カタールワールドカップの優勝国が予想された。サッカー王国と呼ばれるブラジル代表が、2002年の日韓ワールドカップ以来、5大会ぶりに優勝を果たす可能性が高いという結果が出たと、英メディア『BBC』が報じている。

 同メディアによると、この予測モデルはスポーツベッティング市場のオッズとスタッツ・パフォームのチームランキングを用いて、各試合の結果(勝ち、引き分け、負け)の確率を推定しているという。オッズとチームランキングは、過去と最近の各国代表のパフォーマンスに基づいており、対戦相手の強さも考慮されているようだ。

 その結果、ネイマール擁するブラジル代表が、15.8%の確率で20年ぶりに優勝トロフィーを掲げると予想。次いで、リオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表が12.6%の確率でタイトルを獲得すると予測されている。

 前回王者のフランス代表は12.2%で3位、グループステージで日本代表と同組のスペイン代表は9.1%で4位、イングランド代表が8.7%で5位。スペイン代表と同じく、グループステージで日本代表と対戦するドイツ代表は7.8%で6位という結果になった。