昨年12月に現役を引退した元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏が、親友であるリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)と、アルゼンチン代表のFIFAワールドカップカタール2022での戦いについて語った。16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 代表でのメッシについてアグエロ氏は『stake.com』で「メッシはこの新しいチームによく適応している。60パーセントのメッシでも、このアルゼンチン代表では機能すると思う。なぜなら、(リオネル・)スカローニ監督のチームはメッシを大いに助けてくれるからだ。このチームは、メッシが常に100パーセントである必要がないように準備されている」と、チーム全体でメッシを助けていることを強調した。

 続けて、アルゼンチン代表に関しては、「アルゼンチンはかつて常にボールを保持するポゼッション型のチームだった。でも、今はあまりボールを保持しないチームだ。スカローニ監督はすべてを変えた。今はあまりボールを持たないが、ボールを持つと、相手に脅威を与えるし、より良いチームになっている。おそらく11人の天才的プレーヤーはいないが、非常に優れたプレーヤーが多くいる」と、アルゼンチン代表の戦いについて自身の見解を述べた。