日本代表は、17日にFIFAワールドカップカタール2022前最後の親善試合としてカナダ代表と対戦する。この一戦を前にカナダメディア『カナディアン・プレミアリーグ』が同試合の注目ポイントを伝えている。

 グループFのカナダ代表は、ベルギー代表、モロッコ代表、クロアチア代表と同組になっている。カナダ代表は過去19試合の中で、1試合で1失点以上したのはたったの3試合。しかし、その3試合全てが直近の4試合に含まれるということで、国内では不安の声が上がっているようだ。

 同メディアは「今年初めのウルグアイ代表戦とホンジュラス代表戦でも2失点を喫しており、ここから先が楽になることはないだろう」と厳しく批評している。

 さらに、対戦する日本代表についても「彼らは、モナコの南野拓実(元リバプール)、スタッド・ランスの伊東純也、レアル・ソシエダの久保建英、フランクフルトの鎌田大地といった危険な攻撃力を誇る。カナダのバックラインにとって、強いテストになるだろう」との見解を示した。

 また、ジョン・ハードマン監督は「日本代表はグループリーグの対戦相手といくつかの類似点がある」と言及したことも報道しており、グループFでの戦いに向けて重要な一戦であることを強調している。

 そして、カナダ代表の中盤を支えるMFステファン・エウスタキオは、現在キャリア最高の活躍をしていると評価されており、W杯でもカナダ代表を勝利に導くキーマンとされている。

 地元メディアではこの試合がW杯に向けたいいテストになると報じられているが、果たして日本代表は勝利を収めることができるのだろうか。