カナダ戦では出番があるのか

ワールドカップ・カタール大会の開幕まであと少しだ。現状は各国がトレーニングマッチを戦っており、日本代表も17日にカナダ代表と対戦する。

W杯は32カ国が出場するサッカーの祭典で、世界中から選手が集まる。欧州5大リーグでプレイしていない選手も多く、無名の選手が活躍することも。そういったプレイを各チームのスカウトは見ており、大会後に開かれる1月の移籍市場でステップアップする可能性も十分に考えられる。

英『THE SPORTSMAN』では「2022年のW杯で名を馳せる5人の逸材たち」として注目している選手をピックアップしている。それがアメリカ代表DFジョー・スカリー、デンマーク代表MFイェスパー・リンドストロム、カメルーン代表DFエンゾ・エボス、ポーランド代表MFヤクブ・カミンスキ、日本代表FW町野修斗の5人だ。

町野以外の4人はすでに欧州5大リーグでプレイしている。スカリーは板倉滉がいるボルシアMG、リンドストロムはフランクフルトで鎌田大地、長谷部誠と共にプレイしている。

「今、我々は湘南ベルマーレの町野修斗がサムライブルーのために仕事をすることに賭けている。町野はほとんどの人にとって無名の存在だろうが、Jリーグでの記録は非常に堅実だ。今シーズンは30試合に出場して13ゴールを挙げ、代表でも4試合で3ゴールを挙げている」

同メディアでの町野への期待は大きい。E-1選手権を含むが、4試合で3ゴールは見事なものであり、得点力不足の改善が期待できる。ただ海外組含めたフル代表で出場したアメリカ戦は思うように機能しておらず、W杯のグループステージまでに連携を深められるかがカギになる。

185cmとサムライブルーのFWの中では最もサイズのある町野。攻撃だけでなく守備でもチームに貢献できるFWであり、W杯で飛躍を掴むことになるのだろうか。