イングランドサッカー協会(FA)から告発を受けたブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーだが、W杯の選外とは関係ないとのことだ。イギリス『サン』が伝えている。

ブレントフォードのエースとして君臨するトニーは、今季の好調ぶりからカタールW杯行きの期待が高まるも、結局は最終メンバーに残れず。メンバー発表から6日後、FAから232件にものぼる賭博規則違反で告発を受けたことが明るみになった。

違反の詳細は不明とのことだが、通常なら長期の出場停止や罰金が科されるもの。そのため、W杯メンバーの選外はこれらが関係しているのではとの見方も広がったが、FAの担当者マーク・ブリンガム氏は否定している。

「トニーがW杯のメンバー入りを逃したのは、今回の規則違反ではなく、ガレス・サウスゲイト監督のフットボール面での判断です」

また、一部ではFAからサウスゲイト監督に対してトニーを外すよう圧力をかけていたとの報道もあったが、こちらも否定。トニーが所属するブレントフォードは、問題が解決するまでコメントを差し控えるとしている。