ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ/スペイン)が、FIFAワールドカップカタール2022に向けた意気込みを語った。19日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 2大会連続9度目のW杯出場となるポーランド代表。今回のカタール大会ではグループCに組み分けられており、22日にメキシコ代表、26日にサウジアラビア代表、30日にアルゼンチン代表と対戦する。

 現在34歳のレヴァンドフスキにとっては2度目のW杯。前回2018年のロシア大会では、主将としてグループステージ3戦全てにフル出場したものの、一度もゴールネットを揺らすことができず。チームも1勝2敗のグループ最下位に終わり、決勝トーナメント進出を逃した。

 初挑戦となった大舞台で期待された結果を残すことができなかったレヴァンドフスキ。悔しい結果となった前回大会については「確かに前回のW杯については未だに考えているよ」とコメントした。その上で同選手は「W杯で得点することは僕の大きな夢だ。この夢のために何でもするつもりだし、今回のW杯でそれが実現することを願っているよ」と、今大会に向けての意気込みを示した。

 また、レヴァンドフスキはグループステージの戦いについても言及。優勝候補の一角と目されるアルゼンチン代表と同じグループに組み分けられたことについて「アルゼンチン代表、そしてリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)と対戦できるのは嬉しい。彼はサッカーを根本から変えてしまった選手だからね。僕は自分自身がこれまで達成してきたこと、そしてこれまでの思い出に満足している。今こそW杯を楽しむ時だと思っているよ」とコメントした。
 
 34歳で挑む自身2度目の大舞台。クラブキャリアでは得点を量産してきたレヴァンドフスキは、W杯でもゴールネットを揺らし、大会の歴史に名を刻むことができるのだろうか。所属クラブのバルセロナでは今シーズンここまで19試合の出場で18ゴールと高い決定力を発揮しているだけに、カタールW杯での活躍にも大きな期待がかかる。